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米学会誌”Simulation in Healthcare”にて論文が公開されました

お知らせ プレスリリース
2021.05.12

『電気メスを使用した際VTTから出る煙の成分の特定とその安全性に関する研究』の論文が米学会誌Simulation in HealthcareのWeb上で公開されました。オープンアクセスですのでPDFをダウンロードしてご覧いただけます。

【URL】
https://journals.lww.com/simulationinhealthcare/Abstract/9000/Chemical_Components_of_Smoke_Produced_From.99360.aspx

 

手術トレーニング用に開発された植物由来の模擬臓器・VTTは、縫合、結紮、切開、剥離、核出などの基本手技のトレーニングの際、電気メスや超音波メス等のエネルギーデバイスを使用できることが重要な製品特徴の一つです。現在VTTは、医療機器メーカーの新規デバイス開発やデモンストレーションに用いられたり、手術ロボットのトレーニング用材として、また医大などの教育機関で学生指導用に採用されています。

 

VTTをより安心してご使用いただけるよう、VTTにエネルギーデバイスを使用する際に発生するサージカルスモーク(※)の組成とその安全性についての研究・論文作成を、外部研究機関協力のもと、弊社開発部主導で進めてまいりました。論文中で、”VTTを使用した手術シミュレーション・トレーニングは、使用者にとって比較的安全な方法であると考えられる。”と結論付けられているように、本論文の結果をもってVTTのサージカルスモークの安全性が客観的に立証されました。

 

自社主導で今回のような学術的な活動ができることは、KOTOBUKI Medical株式会社の強みの一つです。今後も新製品の開発のみならず、アカデミックな側面での活動も推進し、世界各国の手術トレーニング環境向上の一助となるよう努め、医療機器メーカーや医療従事者と患者、ひいては全ての人々のQOLを高めることを目指してまいります。

 

論文名:Chemical components of smoke produced from Versatile Training TissueTM models using electrocautery
著者:Morimoto, Gaku MSC; Kawahira, Hiroshi MD, PhD; Takayama, Seiichiro; Lefor, Alan Kawarai MD, MPH, PhD
掲載学会誌:Simulation in Healthcare (https://journals.lww.com/simulationinhealthcare/)

 

※サージカルスモークとは
「エネルギーデバイスを使用した際に立ちのぼる煙」であり、生存および生存していない細胞などを含む微小な固体粒子が、大気中もしくは体腔内で浮遊したものである。日本外科教育研究会HP. 「新型コロナウイルス感染症とサージカルスモーク(ver 1.9 released 4/12/2021)」.
http://www.surgicaleducation.jp/surgicalsmoke.html, (参照 2021-05-11)

 

同内容のプレスリリースはこちら