『ESDトレーニングシステム G-Masterの活用方法について』国立がん研究センター東病院消化管内視鏡科レジデントの先生方へのインタビュー
2024.02.15
国立がん研究センター東病院消化管内視鏡科レジデントの先生方に対し、ESDトレーニングシステム『G-Master』の活用方法をお伺いしました。 |
インタビューにご協力いただいた先生方(国立がん研究センター東病院消化管内視鏡科)
富野 琢朗先生、山本 晴貴先生、後藤 光宏先生、岡本 隆司先生、大脇 悠司先生
インタビュー動画はこちら▼
<インタビュー概要>
質問1. G-Masterの活用状況と練習頻度を教えて下さい。
・主に予習として使用。次週に行う患者が前週に決まる為、それに合わせた部位を選択して実施。練習頻度は1回/週。
・予習と復習両方に活用しているが、復習の方が使用頻度は高い。練習頻度は1回/週。
・同じ設定部位(体下部大弯)を中心に実施。何度も同じ部位をやっていると回を追うごとに上手くな
っている実感がある。練習頻度は1回/週。
・主に復習で使用。設定部位は胃角小弯がメイン。臨床で上級医から指摘された内容を復習している。
予習は、上の先生方の臨床動画を見る事が多い。練習頻度は1回/週。
質問2. G-Masterの良い点を教えてください。
・症例経験が少なかったので、器具の操作方法が学べる点。実際の患者で練習するわけにはいかないのでG-Masterは有用。操作も不慣れなので事前に学べる点が良い。
・再現性の高さ。同じ条件で何度も学べる点が良い。自分の苦手な部位を設定して手技向上に役立てられる。
・ESD の一連の流れが出来る点。臨床の場合、途中で交代させられてしまうが、G-Masterであればトレーニングを完遂できる。
ご協力いただいた富野 琢朗先生、山本 晴貴先生、後藤 光宏先生、岡本 隆司先生、大脇 悠司先生、ありがとうございました。