全く新しい模擬臓器
VTT(Versatile Training Tissue)

1電気メス等のデバイス対応
縫合可能な強度

2色・形も自由に造型可能
腫瘍や血管も再現

3清潔で、院内使用可能
真空パックで常温長期保存

KOTOBUKI Medicalが4年以上の歳月をかけ独自に開発したVTT(Versatile Training Tissue)は、コンニャク粉を主成分とした革新的な医療トレーニング用模擬臓器です。既に市場にあるトレーニング用模擬臓器はシリコンやプラスチック製が多く、高温や摩擦への反応からエネルギーデバイスを使用した医療トレーニングには向かないものもありました。

その点VTTは、人体組織によく似た触感と強度、伸縮性を持ち高温にも耐えられることから、電気メス、超音波メスといったエネルギーデバイスはもちろん、鉗子操作や縫合にも対応しています。

配合と製造条件を変えることで、強度、硬さ、伸縮性、色が自在にコントロールでき、更に3Dプリンタで作った樹脂型を利用すれば形状も自在に変えられます。現在KOTOBUKI Medicalが展開するVTT以外にも、ご要望に応じてカスタマイズが可能ですので是非お問合せ下さい。

常温保存・長期保存ができるため、TPOを選ばずいつでもトレーニングができます。実験ベースではありますが製造から1年以上の保存に成功しています。

代表的な模擬臓器

単純型(研修医・医学部向け)
単純型(研修医・医学部向け)
腫瘍埋込
腫瘍埋込
血管埋込
血管埋込
消化器内視鏡粘膜モデル:開発中
消化器内視鏡粘膜モデル:開発中
腸管モデル:開発中
腸管モデル:開発中
心臓モデル:開発中
心臓モデル:開発中

Versatile Training Tissue
サステナブルなバリューチェーン

VTTは植物由来の原料を使用して製造されるため石油製品ではありません。
また、トレーニングに動物臓器を使用せずに済むので医療廃棄物を出すことなく、簡単な廃棄を可能とします。

なぜVTTが必要なのか?

平均寿命の伸長、医療機器の進歩等により、求められる手術は日々高度に、複雑になっています。
腹腔鏡手術等の低侵襲治療は、患者の身体に負担が少ないという大きなメリットがある一方、開腹手術のように肉眼で確認しながら行えない分、より高度な技術と多くの経験が不可欠ですが、その為のトレーニング環境は大きく不足しているのが現状です。わたしたちは、VTTをより発展させ普及させることで、医療従事者のトレーニング環境を改善し、医療を受ける側、医療を施す側、双方のQOLの向上を目指します。

トレーニングBOX

 

トレーニングモデル各種